fx 初心者 一度きりの螢 One-time Firefly

 

 新着作品<創作写真編>

 

第三部:「時の葬列 Funeral Procession of Time 001~100」(August '10)

 

 

思い出の街、微かな記憶。

 

真新しい通りを宛もなく彷徨いながら、「本能」に従い、只、無言に撮り続ける。

街に漂う異様な熱気と空気感。冷め切った欲望。生まれては消え、消えては生まれる儚い夢と幻の攻防戦。

見え隠れする、果てしないカオスの小宇宙。

 

今日もまた「時」だけは流れ、記録的な猛暑もどこ吹く風、迷える仔羊たちは、

けたたましい真昼の喧騒と変容する黄昏と共に、その新たな「時空の歪み」と「漆黒の闇」のなかに静かに吸い込まれていく。

 

そう、此処に在るのは、「思考する眼球」を介して見せる「意識」と「無意識」の狭間。

ただ無常に過ぎゆく、気まぐれな「光」と「影」とが織りなす夢幻、「時の葬列」

 

 

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最新更新日: 2010年12月26日 5:25


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